「コトノハ」とは、「言の葉」。大和言葉（やまとことのは）という日本の固有言語で、わずかな感情やニュアンスに違いを生み出すことができる日本独自の美しい表現手法です。私たちは人の心の奥に眠っている、まだ言葉にも文字にもなっていない「人の想い」を、 コトノハと呼んでいます。

私たちの仕事は、「人の想いを、カタチにすること」。はじめたばかりの小さな個人経営のお店のオーナーでも、何十年と続く大企業の社長でも、豊かな社会づくりを担う行政でも、すべてのクライアントに共通しているのは、 自分たちが生み出した商品やサービスの良さや魅力をより多くの人に知ってもらいたい、自分たちの存在を覚えてもらいたいという「想い」です。

私たちがメインの仕事としているデザイン業務は、この想いと向き合うことで価値を探し出し、言語化やビジュアル化によって表現すること。基本的にはPCと向き合う時間が多く、デジタル、AI化の恩恵を受ける側にいる私たちですが、だからこそ決して合理化、自動化することができない「想い」と向き合うことが重要だと考えており、そこから生まれたキーワードをひとつずつ積み上げ、構築していくことがデザインという仕事だと思っています。

まだカタチになっていない、人の根底にある大切な「想い」を表現することの楽しさ。そして広告という仕事を通じて、人に喜ばれ、感謝され、価値あるものを創造するクリエイティブカンパニーであり続けたいと願う気持ち。コトノハに集まった、すべてのスタッフが持ち続けている「想い」です。